夏野菜をたっぷり使った「ラタトゥイユ」は、フランスの家庭料理として親しまれている定番メニューです。
トマトの旨味と野菜の甘みがぎゅっと詰まったラタトゥイユは、冷蔵保存ができるので作り置きにもぴったり。
今回は、現役料理人の私が実際に作っている、野菜の旨味をしっかり引き出すラタトゥイユをご紹介します。
ラタトゥイユとは?
ラタトゥイユは、南フランス・プロヴァンス地方発祥の煮込み料理です。
なすやズッキーニ、パプリカ、トマトなどの夏野菜をオリーブオイルで炒め、じっくり煮込んで作ります。
冷やしても温めても美味しく、作り置きにも向いている万能おかずです。
このレシピのおすすめポイント
- 夏野菜をたっぷり食べられる
- 冷蔵で約5日保存可能
- 温めても冷たくても美味しい
- パスタや肉料理の付け合わせにも使える
- 作り置きしておくと献立作りがラクになる
材料(4〜6人分)
- なす…2本
- ズッキーニ…1本
- 赤パプリカ…1個
- 黄パプリカ…1個
- 玉ねぎ…1個
- にんにく…2片
- カットトマト缶…1缶(400g)
- オリーブオイル…大さじ3
- コンソメ…小さじ2
- 塩…小さじ1
- 黒こしょう…少々
- ローリエ…1枚(お好みで)
- タイムまたはオレガノ…少々(お好みで)
作り方
① 野菜を食べやすい大きさに切る
なす、ズッキーニ、パプリカは2〜3cm角に切ります。
玉ねぎはくし切り、にんにくはみじん切りにしておきます。
野菜の大きさをそろえると、火の通りが均一になります。
② 玉ねぎとにんにくを炒める
鍋または深めのフライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを弱火で炒めます。
香りが立ったら玉ねぎを加え、透き通るまで炒めましょう。
③ 野菜を順番に加える
火が通りにくい野菜から順番に加えて炒めます。
- なす
- パプリカ
- ズッキーニ
全体にオイルがなじみ、野菜の表面に軽く焼き色が付くまで炒めるのがポイントです。
④ トマトを加えて煮込む
トマト缶、コンソメ、塩、黒こしょう、ローリエを加えます。
弱めの中火で20〜30分ほど煮込みましょう。
途中で軽く混ぜながら、水分がほどよく飛ぶまで煮詰めます。
⑤ 味を整えて完成
最後に塩・こしょうで味を整えます。
粗熱が取れたら保存容器に移し、冷蔵庫で保存します。
一晩寝かせると、野菜の旨味がさらにまとまり、美味しくなります。
現役料理人のワンポイント
野菜は炒めてから煮込む
最初にしっかり炒めることで、野菜の甘みと香ばしさが引き立ちます。
このひと手間が、家庭でも本格的な味に仕上げるコツです。
水は加えない
野菜とトマトから出る水分だけで煮込むことで、旨味が凝縮されます。
翌日が一番美味しい
ラタトゥイユは時間を置くことで味がなじみます。
作った翌日以降の方が、野菜それぞれの旨味が一体となり、より深い味わいになります。
保存方法
冷蔵保存
密閉容器に入れ、冷蔵庫で約5日保存できます。
取り分ける際は、清潔なスプーンや箸を使用しましょう。
冷凍保存
小分けにして冷凍すれば約1か月保存可能です。
自然解凍または電子レンジで温めてお召し上がりください。
ラタトゥイユのアレンジ5選
① パスタソースに
ゆでたパスタと和えるだけで、野菜たっぷりのトマトパスタになります。
② チーズ焼き
耐熱皿に入れてチーズをのせ、オーブンやトースターで焼けばグラタン風に。
③ オムレツの具材に
刻んで卵と合わせれば、彩り豊かなオムレツが作れます。
④ ハンバーグやチキンソテーのソースに
肉料理の付け合わせやソース代わりにもよく合います。
⑤ バゲットにのせてブルスケッタ風
軽く焼いたバゲットにのせるだけで、おしゃれな前菜になります。
よくある質問
Q. なすの皮が硬くなりませんか?
炒めるときにオリーブオイルをしっかりなじませることで、やわらかく仕上がります。
Q. トマト缶ではなく生のトマトでも作れますか?
はい。完熟トマト4〜5個を湯むきして使うと、よりフレッシュな味わいになります。
まとめ
ラタトゥイユは、旬の夏野菜をたっぷり使えて、作り置きにも便利な万能レシピです。
冷やしても温めても美味しく、さまざまな料理にアレンジできるので、忙しい日の食卓でも活躍してくれます。
ぜひ一度、ご家庭でも本格的なラタトゥイユを作ってみてください。
KITCHEN LABでは、これからも現役料理人ならではの視点で、家庭でも作りやすいレシピや調理のコツをご紹介していきます。

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