キャロットラペは、フランスの定番家庭料理のひとつ。
細切りにしたにんじんを、オイルとお酢をベースにしたシンプルなドレッシングで和えるだけですが、あと一品欲しいときや作り置きにぴったりの万能副菜です。
今回は、レストランでも家庭でも作りやすい基本のキャロットラペと、飽きずに楽しめるアレンジ5選をご紹介します。
キャロットラペとは?
「ラペ(Râpée)」とは、フランス語で「すりおろした」「細切りにした」という意味です。
本場フランスでは、前菜や付け合わせとして親しまれており、さっぱりとした味わいが特徴です。
日本でも作り置きレシピとして人気が高く、冷蔵庫にあると献立作りがぐっとラクになります。
基本のキャロットラペレシピ
材料(4人分)
- にんじん…2本(約300g)
- 塩…小さじ1/2
- オリーブオイル…大さじ2
- 白ワインビネガー(または酢)…大さじ2
- はちみつ(または砂糖)…小さじ2
- 粒マスタード…小さじ1
- 黒こしょう…少々
作り方
① にんじんを細切りにする
包丁でもスライサーでも構いませんが、できるだけ細めに切ると味がなじみやすくなります。
② 塩をまぶして5〜10分置く
塩をまぶして軽くもみ、水分が出たらしっかり絞ります。
このひと手間で味がぼやけず、保存性も高まります。
③ ドレッシングを作る
ボウルにオリーブオイル、白ワインビネガー、はちみつ、粒マスタード、黒こしょうを入れて混ぜます。
④ 和えて冷蔵庫でなじませる
水気を切ったにんじんとドレッシングを和え、30分ほど冷蔵庫で休ませれば完成です。
翌日の方が味がなじんでさらに美味しくいただけます。
現役料理人のワンポイント
にんじんは細めに切る
細切りにすることでドレッシングがよく絡み、口当たりも軽くなります。
塩もみを省略しない
余分な水分を抜くことで、味がしっかり入り、日持ちもしやすくなります。
オイルと酢は最後によく乳化させる
ドレッシングをよく混ぜてから和えることで、味が均一になり、まろやかな仕上がりになります。
キャロットラペのアレンジ5選
① オレンジ入りキャロットラペ
オレンジやグレープフルーツを加えると、爽やかな甘みと酸味が楽しめます。
夏にもぴったりのアレンジです。
② レーズンとくるみのキャロットラペ
レーズンの甘みとくるみの香ばしさが加わり、食べ応えのあるデリ風サラダになります。
③ もち麦入りキャロットラペ
ゆでたもち麦を加えることで、食物繊維がさらにアップ。
ボリュームも出るので、朝食やランチにもおすすめです。
④ クリームチーズ入りキャロットラペ
小さくちぎったクリームチーズを加えると、酸味がまろやかになり、お子さまにも食べやすい味わいになります。
ワインのおつまみにもよく合います。
⑤ ツナと大葉の和風キャロットラペ
ツナの旨味と大葉の香りを加え、少量の醤油を加えると、ご飯にも合う和風アレンジになります。
保存方法
- 冷蔵保存:3〜4日
- 冷凍保存:おすすめしません(食感が変わりやすいため)
清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。
キャロットラペによく合う献立
キャロットラペは、さまざまなメイン料理と相性抜群です。
- 鶏むね肉の香味野菜ソース
- サーモンのレモンディルソース
- 白身魚の香草パン粉焼き
- ハンバーグ
- ローストポーク
さっぱりとした副菜なので、肉料理や揚げ物との組み合わせがおすすめです。
まとめ
キャロットラペは、材料も少なく短時間で作れる便利な作り置きメニューです。
基本のレシピを覚えておけば、フルーツや穀物、チーズなどを加えるだけでさまざまなアレンジが楽しめます。
ぜひ、ご家庭の定番副菜として取り入れてみてください。
KITCHEN LABでは、これからも現役料理人ならではの視点で、家庭でも作りやすいレシピや調理のコツをご紹介していきます。

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